「戦後初の赤字」から急回復、住友電工の再建を支えた“教育”の大きな力 | Japan Innovation Review powered by JBpress
ワイヤーハーネスをはじめ、世界トップシェアの製品を数多く持つ住友電気工業(以下、住友電工)。同社は2002年度、ITバブル崩壊の影響で戦後初の赤字に陥った。経営再建を託された松本正義社長(現取締役会長)は、大規模な改革を敢行し、急速な業績回復を果たす。その改革の一つに、同グループの教育・研修をグローバルで体系化した「SEIユニバーシティ」の創設があった。なぜ経営再建の一手として教育に目をつけたのか。それから現在まで続くSEIユニバーシティの礎はどう築かれたのか。当時、立ち上げを担った組織に在籍していた二人に話を聞いた。(第1回/全3回)※SEI(住友電工の英語表記Sumitomo Electric Industriesの略)
2024.06.17