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「SAKE COMPETITION」は2012年から始まった世界最大級の日本酒だけのコンペティション。「ダイナースクラブ若手奨励賞」は日本酒の未来を担う若手醸造家を応援する目的で2016年に創設したもので、今回で7蔵目の授賞となる。今回は1,163点の中から選ばれた。

受賞蔵「南部美人」の関係者コメント

株式会社南部美人の久慈雄三常務は林 敬宏さんを「彗星のごとく岩手の酒造り界に登場した」と評している。林さんは今夏、南部杜氏の資格を取得する予定とのこと。「若手奨励賞は自分をはじめ若手を信頼し仕事を任せてくれる周囲の皆さんの気遣いと応援のお蔭です。受賞した純米大吟醸に満足したかと言われたら、正直満足できていません。ですが、悪かったというのではなく、その時点での最高を叩き出したと言えます。これを毎年の仕込みで繰り返していくことが酒造りだと思っています」と醸造責任者としての責任と受賞への感謝の意を述べた。

日本酒の未来を切り拓く若き情熱に光を当てる本賞。伝統を守りながらも進化を続ける日本酒のさらなる飛躍を楽しみにしたい。

Liberatio編集部

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