Creating new normal for cities and people

布が立体になる。イメージ通りにむくむくと立ち上がり、形をつくる。魔法でもSFでもなく、2023年春のミラノで発表された現実だ。A-POC ABLE ISSEY MIYAKEとNATURE ARCHITECTS。両者が目指すのはさらにその先。ものづくりを変えてしまうことだった。本誌VOL.49での予告の通り、この革新的かつ野心的なプロジェクトを支えたメンバーとの対話の詳細をお届けしたい。

「今は例えるならサーフィンのよう。常に状況変化に気を配り、大きな波も乗りこなさなければならない」。急速なEVシフトをはじめ、AIによる自動運転技術の高度化など激変期にある自動車業界を、大手部品メーカー、アイシンの鈴木研司取締役・執行役員はこう例える。同社では、この激変期を乗り切るデジタル戦略を「プロセスの革新」と「社会課題の解決」という2つのテーマで進める。DX戦略の司令塔である鈴木氏に、ものづくりとテクノロジーの関係、DXの重点分野などを聞いた。

ホームセンター「グッデイ」のデータ分析が注目されているが、同社が活用するのは市販ツール。この取り組みは大規模なシステム投資が難しい企業に参考になる。

安川電機が打ち出す、新たなものづくりのソリューションコンセプト「i³-Mechatronics（アイキューブメカトロニクス）」について、同社代表取締役社長（講演時は代表取締役専務執行役員ロボット事業部長）の小川昌寛氏が解説する。

「CASE」「MaaS」など100年に一度という変革期の自動車業界では、自動車メーカーや部品メーカーといった類別に関係なく対策への動きが激しい。車載のハーネス（線材）や自動車のメーター、バス・トラックのタコメーターなどをグローバルに提供する矢崎総業も、変化に立ち向かうために2017年、社内にAI・デジタル室を創設。デジタルを自社製品の改善や新たなサービスの創出に役立てている。ハーネスやメーター等の事業で世界トップクラスを誇りながら、早くからAIやデジタルの活用に注力してきた同社は、如何にして経営改革を進めたのか。キーマンに聞いた。

DX企画・推進人材になる「ビジネスの仕掛け」を学ぶ連載。今回は「はやっている」という「ビジネスの仕掛け」について学びます。

米Adobeは6月13日、ベクターツール「Adobe Illustrator」に生成AI「Adobe Firefly」の機能を実装すると発表した。大まかなプロンプトでイメージに近いカラーリングに変更できる「Generative Recolor」などを実装する。

ボディイメージや摂食障害の問題を抱える人々を支援する米国の非営利団体が、レイオフにより人間が運営するヘルプラインを閉鎖した。残されたのはチャットボットだったが、体重を減らすことなど有害な助言をしたことで結局は利用停止となってしまった。

　食品ロスを減らす取り組みには、いろいろなアイデアがある。これはパンの耳でビールを作るという方法。兵庫県加西市の新たなふるさと納税返礼品として、市内の食パン専門店が企画・開発したクラフトビールが完成した。 　同市の食パン … 続きを読む