現場に入ったダイキン社内大学卒“噂のエリート”たち、対立しなかったのか? | Japan Innovation Review powered by JBpress
新卒入社から2年間、実務を行わずITの学習に徹した若手社員が製造現場に入ったとき、生まれるのはベテランとの化学反応か、それともハレーションか──。ダイキン工業は2017年12月、AI人材を育成する社内大学「ダイキン情報技術大学(以下、DICT)」を立ち上げ、毎年約100名の新卒社員を2年間、学習に専念させる教育を進めてきた。DICTを卒業した修了生は、製造現場に入り込み、ベテラン社員と一緒にDXを推進している。特殊なキャリアの若手社員と現場のベテランは、はたして協働できたのか。DICTを中心としたダイキンのDXの舞台裏に迫るこの特集、第3回となる本記事では、修了生の活動や現場での学び、ベテランとの融合に焦点を当てていく。
2023.11.09