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ダウンジャケットを自宅で洗濯! パナソニックからゴールドウインと共同開発のダウン専用コース搭載の洗濯機登場

2025.10.14

パナソニックはアウトドアウェアメーカーのゴールドウインと共同で開発した「ダウンジャケットコース」を搭載した洗濯機を発表した。それが10月発売のドラム式洗濯乾燥機「LXシリーズ」と、11月発売の「SDシリーズ」。すべての機種で「ダウンジャケットコース」を搭載するということだ。

パナソニックとゴールドウインが共同開発

「洗濯機を長く大切に使う」パナソニックと、「服を長く大切に着る」ゴールドウインが「長く大切に衣服を着られる環境づくり」をしたいという思いでスタートしたという共同開発。パナソニックの調査によると洗濯時にお手入れに悩むアイテムナンバー1がダウンジャケットだそう。

発表会に登場したゴールドウインの開発本部テック・ラボの柴田徹氏によるとダウンジャケット洗濯の目安は1シーズンに1回。それだけでなく「汚れが目立った場合はその都度洗って欲しい」と柴田氏。

手洗いでダウンジャケットを洗う際は、中わたが片寄らないようにやさしく洗い、繰り返しすすぐ必要があるそう。この手間を解消してくれるのが「ダウンジャケットコース」だ。

左が「ダウンジャケットコース」で洗濯したものだ。手洗いの右側のものと比べると中わたが片寄ることなくキレイに洗濯できているのがわかる。

また、シーズン中の気になる汚れもしっかり落とせるのも嬉しいポイントだ。中わたの片寄り抑制と汚れ落ちを両立させている。

それを実現してくれたのは「スゴ落ち泡洗浄」と「低振動設計技術」によるもの。専用の泡生成ボックスで濃密泡を作り、高浸透バブルシャワーで繊維の奥の汚れにもアプローチする。

低振動設計技術は「上つりスプリング」、「制振ダンパー」、「W流体バランサー」、衣類の片寄りを検知する「3D見張りセンサー」といった独自技術が活かされている。

大切に長く着たいダウンジャケット。自分で洗うのを躊躇する人も多いと思うが、「ダウンジャケットコース」に任せることで、大切な衣類をより長く着ることができそうだ。また自宅でダウンジャケットを洗濯することで、クリーニング代の節約にもつながる。これからの季節に欠かせないダウンジャケットの洗濯に注目したい。

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