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株式会社アイ・グリッド・ソリューションズは、堺市内の複数の民間施設に分散して設置された屋根上太陽光発電所の余剰電力を集約し、堺市役所本庁舎(本館・高層館)へ供給する取り組みを2月1日から本格始動したことを発表した。
AIを活用したアグリゲーション技術

発表会に登場した代表取締役社長の秋田智一氏。アイ・グリッドは、スーパーや工場など法人施設の屋根を中心に太陽光発電設備を設置することで、自然を傷つけない屋根上の太陽光発電所として、全国46都府県に約1,300か所以上の開発を行っている。この、企業や施設の屋根上などに設置された分散型太陽光発電設備から生まれた、自施設で使い切れない余剰電力を独自のAIを活用。アグリゲーション技術によって集約、制御するということ。発電量や需要量を施設ごとに解析・調整することで、発電施設単体では活用しきれなかった余剰電力を他施設に融通することが可能だ。
地産地消エネルギーを基点に、地域の魅力向上と経済循環にも貢献
また、今回の堺市との取組について「地域で作った再エネを、地域へ紐付けることで外へ逃げていた価値を地域内で循環させる」と説明。「単なる実証ではなく、日本中の都市が抱える課題を解決する社会モデルの実装で、アイ・グリッドが掲げるGX City構想の実装モデル」と堺モデルに期待を寄せた。エネルギー価格の高騰や、過疎地域の若年層の流出、そして都市部における再エネの適地不足などそれぞれの地域には課題がある。再エネをつくるだけではなく、「地域で循環させ、価値を地域に残す」ことが今後は不可欠とアイ・グリッドは考え、今後も自治体と地域をつなぐ持続可能なGXの実現に取り組んでいくと語った。


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