つるの剛士が 26 年ぶりにヒーローに!? 障害者雇用に立ちはだかる壁を光線で破壊 ハンディキャップアクション2425 発足記者会見
- Liberatio編集部
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株式会社HANDICAP CLOUDは、障害者雇用における数多くの壁を日本企業全体で乗り越えることを目指したプロジェクト「#ハンディキャップアクション2425」の発足に際し、2024年3月28日に、つるの剛士さんをゲストに迎えた発足記者会見を開催した。
現在、企業の障害者雇用は、実雇用率は2.33%、法定雇用達成企業の割合は50.1%で約半数の企業が未達成(※厚生労働省が発表した「令和5年 障害者雇用状況の集計結果」より)。2024年4月からは法定雇用率が2.5%に引き上げられ、企業はさらなる対応に迫られる一方、多くの企業が障害者雇用に対して様々な課題を抱えており、十分な対応ができていない状況だ。また、雇用者自身のミスマッチによる早急退職や健常者との賃金格差なども問題視されている。そういった企業側・求職者側それぞれが抱える課題を大きく5つの乗り越えるべき“壁”と定義し、様々な企業が抱える障害者雇用における壁を一企業が抱えるのではなく、今回の法定雇用率引き上げを契機として全ての日本企業に自分ごととして考え、互いに助け合う新プロジェクト「#ハンディキャップアクション2425」が発足した。
株式会社HANDICAP CLOUD代表取締役社長 兼 CEO森木 恭平
法定雇用率が上がることに対して、「法定雇用率が上がることがおもりになっている人事の方、非常に日本に多くいると思いますが、我々以外にも障害者雇用を支えるハローワークさん含めて、いろんな企業、いろんな解決方法があるので、ぜひご相談していただきたい。また、その一社が我々であったら嬉しいです。」とコメント。また、「本当に大事なのは現場です。障害者雇用においては配慮事項があることが全てだと思います。ダイバーシティの観点が大事で、忘れずにこのアクションを続つけていくことで、法定雇用率の本質的な課題解決が企業の皆さんとできれば嬉しいなと思います。」と話した。
「障害者雇用における5つの壁」を撃退するつるの剛士
同社のパーパスである「誰もが自分らしく生きられる世界」というテーマについて、自身もコロナ禍で保育の勉強をし、その際に福祉についても学んでおり、更に、現在非常勤で働く幼稚園の現場でも障害者の子ども達と触れあう機会があるため、日頃から考える機会が多いとコメントしたつるのさん。会見中盤には、突如会場スクリーンに現れた「障害者雇用における5つの壁」を光線を発射して取り除くことに見事成功。「まだ光線出ますね!26年ぶりでしたが、衰えていないなと思いました。」と笑みを浮かべた。
障害者の方との接し方については、「一言で障害といっても身体、知的、精神障害など、色々あり、我々もどういう風にケアをするかや、どこまでサポートをするかを経験する必要があると感じている。」と話し、先日ぎっくり腰になって、手すりを使った時に初めて手すりのありがたみを感じたように、当事者にならないと分からないようことを、創造力を常に生活の中で働かせることが大事だと話した。
また、自身がこれまで壊した“壁”について聞かれると、育児休業を取得したことと回答。“イクメン”という言葉もできて、世の中のパパが育児しやすい環境になったのかなとコメント。また、本当の意味でもインクルージョンの世界を目指していくには、こういったセンセーショナルなワード自体が無くなることがゴールであるとも語った。
その後、障害者雇用における3つのクイズに挑戦し、より障害者雇用における理解を深めていただいたところで、「自分自身が勉強不足でまだ不十分なところがありますが、本当の意味でのインクルージョンな世の中となるために、微力ながら支えることができたら嬉しい」というコメントで会見を締めた。
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