465views

20代男女の3人に1人は、仕事のために勉強や資格取得に取り組む

2024.02.22

CCCMKホールディングス株式会社は、全国22~69歳のビジネスパーソン男女9,397名を対象に、インターネット上での意識調査「Tアンケート」によって、「仕事に対する意識・行動のアンケート調査」を実施した。コロナ禍を経て、「テレワークを可能とする」、「副業を認める」など、働く環境の変化や選択肢が増える中で、ビジネスパーソンの意識や行動はどのように変化したのだろうか。

現在の仕事への熱意は50・60代が高い

画像出典:CCCMKホールディングス株式会社のプレスリリース(2024年2月20日発表、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001002.000000983.htmlより)

年代別における現在の仕事に対する熱意について、「熱意をもって仕事に取り組んでいるか」を0点(全くそう思わない)~10点(とてもそう思う)で評価してもらったところ、「10点」は50代と60代の男女のみで10%を超えた。また、男女30代は6~10点が他の年代と比較して少なく、0~4点を2割以上の人が付けている。

「いくつになっても働いていたい」は40代以降で増加傾向

画像出典:CCCMKホールディングス株式会社のプレスリリース(2024年2月20日発表、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001002.000000983.htmlより)

続いて「いくつになっても働いていたい」という考えについては、男女ともに40代から「とてもあてはまる」「ややあてはまる」との回答が増加し始め、「とてもあてはまる」「ややあてはまる」の合計は60代男性で42.1%、60代女性で45.5%だった。現在の仕事に対する熱意は男女50代・60代で高い傾向が見られましたが、この熱意が「いくつになっても働いていたい」という意識につながっている方もいるのかもしれない。

勉強・資格取得は若年層で高い傾向

画像出典:CCCMKホールディングス株式会社のプレスリリース(2024年2月20日発表、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001002.000000983.htmlより)

「仕事に関して行っていること」についての調査結果では、「現在の仕事にかかわる勉強をしたり資格取得を目指している」「現在の仕事に直接関係はないが、将来のために勉強をしたり資格取得を目指している」が、男女とも若い年代において高い傾向が見られた。また、男性では「仕事にかかわる情報収集を常に行っている」「仕事関係の人脈を意識して広げている」は年代が上がると高くなる傾向が見られた。

画像出典:CCCMKホールディングス株式会社のプレスリリース(2024年2月20日発表、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001002.000000983.htmlより)

さらに同項目を「仕事に対する考え方」別に比較すると、「いくつになっても働いていたい」回答者は「早めにリタイア(退職)したい」回答者と比較して、「仕事にかかわる情報収集を常に行っている」や「仕事関係の人脈を意識して広げている」において10ポイント程度の差が見られた。

そのほか「起業に関心がある」回答者は「同じ会社で長く働きたい」回答者と比較すると、「現在の仕事に直接関係はないが、将来のために勉強をしたり資格取得を目指している」「ビジネス書をよく読む」において10ポイント以上の差が見られた。また「起業に関心がある」回答者は、半数近くが「仕事にかかわる情報収集を常に行っている」、また3割以上の方が「仕事関係の人脈を意識して広げている」と回答するなど、起業を目指して行動している様子が見受けられる。

人生の大半の時間を費やす「仕事」に関して、転職、副業など、1つの会社、1つの仕事にこだわらず、それぞれの目的や夢に向かって仕事を選択していく方も多いのではないだろうか。今回の調査結果からは、年代によって仕事への意識が異なり、仕事に関する学びや情報収集などの行動にも違いがあるということがわかった。

Related