
673views
「ギグワーク」というと雇用関係を結ばない単発・短時間の働き方。コロナ禍を経て“働く“ことの価値観は多様化し、副業、リモートワーク、マルチ&パラレルキャリアなど、多様な働き方を選択する人が増えた。ギグベース株式会社は運営するジョブプラットフォーム「gigbase(ギグベース)」の登録者117人を対象に「2024年に向けた働き方動向調査」を行った。
60%以上が年収を増やすことを検討

画像出典:ギグベース株式会社のプレスリリース(2023年12月15日発表、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000023404.htmlより)
今後の年収の調整意向についての問いでは、62.7%が「年収を上げることを検討」と回答。さらに、年収を上げたい理由としては「手取りを増やしたい」が63.1%と最も多く、続いて「物価高対策(14.4%)」、「教育費・将来の貯金のため(12.6%)」など、昨今の物価上昇や将来への不安を背景に、年収アップを検討したい傾向がみられた。
増やしたい勤務時間は「スキマ時間・ロング勤務」の2極化

画像出典:ギグベース株式会社のプレスリリース(2023年12月15日発表、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000023404.htmlより)
年収を増やすことを検討している回答者に対し、増やしたい勤務時間幅について聞いたところ、「5時間~10時間」が26.1%、「21時間~30時間」が18.3%、「30時間以上」が22.6%の結果に。ギグワークならではのスキマ時間での就業を維持したい層と、より多くの収入源を得たい層で二極化していることが明らかになった。

画像出典:ギグベース株式会社のプレスリリース(2023年12月15日発表、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000023404.htmlより)
年収を上げることを検討している回答者に、増やしたい勤務時間幅について聞いたところ、平均は約17時間だった。東京都の最低賃金で換算すると、増やしたい年収給与額は「204,816円」となった。
調査結果から「物価高影響による年収調整意向」や「勤務時間の増加幅」など、続く物価高を背景に、今後のスポットワーカー増加が予測される。
Related

大阪・関西万博でおにぎりを握っているのは人じゃない 象印が展開するおにぎり専門店を支える鈴茂器工のおにぎりロボット
開幕当初こそ混乱や課題が取り沙汰されたものの、実際に足を運んだ人々からは「意外と楽しい」「また行きたい」といった前向きな声も多く、徐々に盛り上がりを見せ始めている大阪・関西万博。SNSを見ると、万博内
166views

シャワーだけじゃもったいない。疲れを癒す鍵は入浴習慣か
忙しい毎日を送るなかで、睡眠の質を高めることが心身の回復に欠かせないと感じている人も多いだろう。だが、ただ布団に入るだけでは、深い休息にはつながりにくいものだ。実は、“よく眠るための準備”が、日中の疲
239views

約80%の企業がクラウドシステムを利用 ペーパーレス化に関する実態調査
クラウド型人事労務システム「ジンジャー」を提供しているjinjer株式会社は、人事担当者の計360名を対象に、「バックオフィス領域におけるペーパーレス化に関する実態調査」を実施した。
1049views
すべてのコメントを見る