
827views
11月19日は「国際男性デー」。3月8日の「国際女性デー」とは違い、国連が定める記念日ではないがこの日は男性のジェンダーや健康について考えるイベントなどが多く開催される。求人検索エンジン「Indeed(インディード)」の日本法人であるIndeed Japan株式会社は「国際男性デー」を前に、全国の20歳〜59歳の男性の正規雇用者(現在就業中の正社員、会社経営者、公務員、団体職員を含む)2,500人を対象に「職場における男性特有の困難や障壁に関する調査」を行った。
職場における男性特有の困難を経験したことがある男性は54.6%

画像出典:Indeed Japan株式会社のプレスリリース(2023年11月16日発表、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000028842.htmlより)
職場で男性特有の困難を経験したことがあるか、という質問に対して経験したことがあると答えた人は54.6%。さらに、困難を経験し悩んでいると答えた人は39.7%いることがわかった。

画像出典:Indeed Japan株式会社のプレスリリース(2023年11月16日発表、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000028842.htmlより)
また困難を経験したことによって、仕事やキャリア、働き方に影響を受けたことがあるという人の割合は79.7%だった。
困難を経験したり、見かけても半数以上が周りに相談できない

画像出典:Indeed Japan株式会社のプレスリリース(2023年11月16日発表、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000028842.htmlより)
経験または見聞きした困難に対し、55.4%が「誰にも相談しなかった/何もしなかった」と答えた。理由を見てみると1位「人に相談しづらい」(30.6%)、2位「波風を立てたくない」(30.2%)だったという。なかなか周囲に問題を伝えられないという現状が見えてくる。

画像出典:Indeed Japan株式会社のプレスリリース(2023年11月16日発表、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000028842.htmlより)
困難を解消するために職場に求めることという質問に対しては、1位が「長時間労働の是正」(33.4%)、2位が「ワークライフバランスの推進」(32.0%)となった。
今回の調査から、実際に職場での困難が様々な影響を与えていることがわかった。また、そういった状況を改善するために、職場も取り組んでいく必要があるだろう。
Related

通勤通学の需要が高まる ヤマハが電動アシスト自転車の新モデル「PAS ULU」を発表
18日にヤマハ発動機は、電動アシスト自転車「PASシリーズ」に新モデルとして通学モデルの新型「PAS ULU」を発表した。ヤマハによると電動アシスト自転車市場は、過去10年で出荷台数も2倍に成長。ユー
1427views

年収は「401~500万円」を希望 職歴のある20代や第二新卒にアンケートを実施
株式会社学情は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、アンケート調査を実施した。物価高や人的投資への関心の高まりを受け、「昇給」や「待遇改善」がクローズアップされる機会が増えている。また、「初任給
1724views

みんな家で癒やされたい? Z世代とミレニアル世代が選ぶのはグレーを主役にした部屋作り
一日の終わりにほっと息をつける空間をつくるために、今、多くの人が選んでいるのが“グレー”を主役にしたインテリアだという。グレーを取り入れることで、生まれる効果や実際にどんな世代に人気なのかを見ていこう
573views
すべてのコメントを見る