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日本在住外国人にとっての住みやすさのポイントとは? 日本在住外国人が選ぶ住みたい都道府県ランキング

2024.04.15

226の国と地域から26万人を超える日本在住外国人が登録する日本最大級のメディア、YOLO JAPANが調査を実施した。外国人のリアルな声から、住みたい都道府県ランキングが明らかになった。

日本在住外国人が選ぶ!住みたい都道府県ランキングの上位5位の特徴

画像出典:株式会社YOLO JAPANのプレスリリース(2024年4月13日発表、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000202.000015950.html)

1位は「東京都」。東京は圧倒的な仕事の機会と利便性の高い生活環境が魅力であり、外国人からも「仕事が多い」「何でもそろっている」「交通の便が良い」といった声が多く寄せられた。キャリアアップや充実した生活を求める外国人にとって最適な選択肢なのだろう。

2位は「大阪府」だ。大阪府では、豊かな食文化、温かい人柄、そして活気あふれる都市環境が大きな魅力として挙げられ、「食べ物・飲み物がおいしい」「人がやさしい」といった点が評価された。異文化交流や新しい発見を求める外国人にとって魅力的な場所。

3位は「神奈川県」が選ばれた。神奈川県を選んだ外国人からは「何でもそろっている」「気候がいい」といった声が多く寄せられ、都会の利便性を享受しながらも、自然の中でリラックスできる環境を求める外国人にとって理想的な場所であることが分かる。

4位は「京都府」。京都府では、「自然が豊か」「日本文化を体験できる」といった点が評価され、古都の風情と伝統文化を肌で感じられることが重要視されている。日本の歴史や文化に興味を持つ外国人にとって、京都府は特別な魅力を持つ場所と言えるだろう。

同じく4位は「沖縄県」だ。沖縄県は美しい自然と温暖な気候が特徴であり、「リラックスできる」「気候が良い」といった声が多く寄せられ、リゾートのような生活を送りたい外国人にとって理想的な場所とされている。

今回の調査結果から、日本在住外国人が住みたい都道府県を選ぶ際には、仕事や生活の利便性、日本文化の体験、自然環境など、様々な要素を考慮していることが分かった。このことから、日本の各都道府県が持つ独自の魅力を的確に伝えることで、外国人観光客が旅行に訪れたり、更には移住先を選ぶ際の選択肢になる可能性があることが分かる。インバウンド対策や外国人が移住したいと思う環境を整えるためには、日本の各都道府県の素晴らしい魅力を世界に向けて積極的に発信し、相互理解と交流を深めていくことが重要となるだろう。

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