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株式会社FinTは、Z世代300名を対象に、Z世代の海外渡航経験や海外での就労意欲などを明らかにする「海外に関する意識調査」を実施した。
Z世代の約7割が「現在、パスポート(旅券)を持っていない」と回答
新型コロナウイルスの影響を直に受けたZ世代は、海外への渡航制限もあったため、「パスポートを持っていない」と回答した人が約70%、「学生時代に海外に行ってない」と回答した人が約73%以上という結果となった。
また、Z世代に限らず、2023年時点での日本人パスポート保有率*は、17.0%と前年比横ばいの結果になり、これは、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年との比較では22.1%減の結果となった。(*2023年末時点での「旅券統計」の外務省の調査結果)Z世代に関係なく、全世代が新型コロナウイルスの影響で海外に行く機会やきっかけが少なくなっていることが見受けられる。
「学生時代に海外に行ってない」と回答したZ世代のうち、 約64%が「将来海外で働きたいと思わない」と回答
学生時代に海外に行ったことがない人を対象に「将来海外で働きたいと思いますか?」と質問したところ、約64%が「将来海外で働きたいと思わない」と回答した。学生時代の海外への渡航経験は、将来海外で働こうとする意志に、大きな影響を与えていることが見受けられた。新型コロナウイルスと共に学生生活を過ごしたZ世代は、他の世代と比べて、将来海外で働きたいという意志が少なくなる懸念があげられる。
株式会社FinTは新型コロナウイルスの環境下で過ごした2024年度新卒社員に対して、「他の世代同様に、世界に目を向けるきっかけを作りたい」、さらには「FinTに入社したことがきっかけで、海外で活躍する若者を増やしていきたい」という想いの元、2024年4月1日(月)の入社式にて、福利厚生「FinTからのパスポート」を発表。パスポート申請費用や更新費用を負担するという。
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